
TRACK LIST
- Evolution Fitness
- Home Team
- Natsu
- So Tired
- Dislocation Blues
- Centrifugal Forces
- Applecore
- Air Supply
- Motherboard
- Greaster
Music by Tropical Death
Recording: Graeme Mick at Studio T-Live, Studio Penta Musashi, BnA Hotel Tokyo
Mixing: Graeme Mick (tracks 1, 2, 3, 6, 8); 久保貴則 (KUBO Takanori) at STUDIO CHAOSK Inc. (tracks: 4, 5, 7, 9, 10)
Mastering: JJ Golden at Golden Mastering
Artwork & Design: Tete
Backing vocals on track 3: Heather Bell
Catalogue No. CAR-36
Format: LP
Price: ¥2000+tax
Tropical Death は2014 年に東京で結成された。彼らは、Fugazi や At The Drive-In といったポストハードコアバンドのシャープなリズムと実験音楽の要素に、1990 年代の Built to Spill などのオルタナティブバンドを想起させるメロディアスな感性を組み合わせたサウンドでもって、東京のインディーズカルチャーに身を投じた。それから今に至るまでエイリアンやアウトサイダー向けの、ダークかつ辛辣でエッジなパーティーミュージックを世に送り出している。
バンドメンバー4 人が、それぞれアジアと西洋の境界を曖昧にする散らばったバックグラウンドを持っており、ある意味ホームグラウンドが固定されてない永遠の「アウェイ・チーム」である。このデビューアルバム「Away Team」は、そのアウトサイダーの感覚を取り入れ、現代の生活の混乱と広く結びつけている。その生活の混乱とは、多くの人が感じているであろう疎外感と孤立感、終末論、ジムカルチャー、テクノロジー-フェティシズム、ソーシャルメディア過多、資本主義などのことだ。アルバムでは、モデスト・マウスやアーチャーズ・オブ・ローフなどのバンドによる1990 年代のインディーロックのコンセプトアルバムにあるような野心的な多様性が反映されている。それぞれの曲に独自のスタイル、キャラクター、音楽コンセプトがあり、リスナーはそれぞれの狂った世界に引き込まれること間違いない。

Photo by Matt Schley
Tropical Death はこれまで2 枚のEP をリリースし、レーベルCall And Response Records が制作したコンピレーションにも曲を提供した。さらにマシュー・チョジック監督による短編コメディ映画「Toshie the Nihilist」のサウンドトラックとして、挿入歌とエンディングに彼らの楽曲が起用された。ニューアルバム「Away Team」はバンド初のフルアルバムであり、デジタルおよび 100 枚限定版アナログレコード LP としてリリースされる。
Tropical Death 「Evolution Fitness」PV